ハイテク産業は儲からない?

ハイテク産業であればこそローテクに対する意識が大切であるという思いから、コラムを掲載しました。

ハイテク製品だけでなく、ローテクの製品は未だに根強い人気がある。

電子黒板(インタラクティブ・ホワイトボード、電子情報ボード)についても同様である。電子黒板の場合、パソコンの画面をプロジェクタでホワイトボードに投影したり、液晶画面に映し出したりして、その画面を指でタッチして画面を操作する。しかし、電子黒板用のホワイトボードといえども、通常のホワイトボードと同じく、ペンやマーカーで筆記書きをできるものの需要も根強い。多くの人々は、通常のホワイトボードのほうが親しみ深いであろう。電子黒板のようにハイテクなホワイトボードであっても、パソコンを接続することなく最低限ホワイトボードとして使える、ハイテクとローテクの両方の機能を備えた製品が求められている。さらに、ペンも電子黒板専用の特殊なものではなく、普段から使っているマーカーが使用可能であればなお良いし、そのようなご要望もよくお聞きする。

ローテクな機能を備えながらも、インターネット・映像を見たいときにちょっと操作をすればパソコンと接続して画面を投影できる…そんなハイテクな機能も備えている製品。当社は世界初の3Dセンサーを開発したが、多くの人々にとって親しみ深いのはローテクの機能。そうであればこそ、ハイテク製品になじみのない人々にとっても親しんでもらえるようなユーザーインターフェースが必要であると感じる。ユーザーが使いたいと思えるような製品でなければ、ハイテク製品もただのガラクタにしかならない。